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INFO平成28年度運用報告(平成29年2月分)

2017年03月08日

関係者各位

平成29年2月の数字が判明しましたので状況表を添付致します。

運用資産全体の2月の運用成績は、総合収益 +317,596,064円 修正総合利回り +0.812% 当年度通期(4月~2月)では総合収益 +1,280,100,676円、修正総合利回り +3.336% となっています。

(2月の総評)
2月は、トランプ米大統領の経済政策への期待感などを背景に、ダウ平均が12営業日連続で最高値を更新するなど、米国が牽引する形で先進国株式は上昇しました。

(国内株式2月)
国内株式市場は、日経平均が前月比+0.41%、ベンチマークであるTOPIX(配当込み)が同+0.94%となり、当基金の国内株式も、+0.754%と上昇しましたが、ベンチマークは下回りました。
2月は、米国FOMCで利上げ時期の言及がなかったことで円高が進行し、下落して始まりましたが、その後、日米首脳会談が良好に終了したことやイエレンFRB議長が年前半の利上げに前向きな姿勢を示したことで円安が進行し株価は上昇しました。

(外国株式2月)
米国株式市場は、ダウ平均が前月比+4.77%となり、ベンチマークであるMSCI KOKUSAIは、+2.356%、当基金の外国株式も+2.356%と上昇しました。
企業決算、イエレンFRB議長の発言を受けた早期利上げ観測の高まりを受けて上昇基調となり、月末にかけては、トランプ大統領の議会演説を控えて経済政策への期待感が相場を下支えしました。また欧州株式市場は、グローバル景気の回復期待や予想を上回る欧州企業決算、ユーロ安等を受けて上昇し、DAX(独)が前月比+2.59%となりました。

(国内債券2月)
ベンチマークであるNOMURA-BPI総合は、前月比+0.31%、当基金の国内債券はS15が前月比+0.263%、S57が+0.764%となり、両者合計で+0.323%であり、ベンチマークを若干上回りました。
2月は、10年物国債入札が不調な結果となったことで、利回りは上昇して始まりましたが、その後、日銀による指し値オペの実施や30年物国債入札が市場の想定内の結果となったこと、20年物国債入札が堅調な結果であったことなどを背景に、10年国債利回りは、0.085%から0.050%へ低下しました。(利回り低下=債券価格の上昇)

(外国債券2月)
ベンチマークであるCity世界国債(日本除く)円ヘッジは前月比+0.93% と上昇し、当基金外国債券も+0.93%と上昇しました。
米国では、早期利上げ観測などを背景に利回りは、一旦上昇しましたが、その後、早期利上げ観測が後退したことから、10年国債利回りが、2.454%から2.391%へ低下しました。
欧州では、フランス大統領選挙など各国政治の先行き不透明感に加え、ギリシャやイタリアなどの債務状況が材料視されたことで利回りは低下し、ドイツ10年国債利回りは、0.436%から0.208%へ低下しました。

以上

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